引越し先が決まったら、荷物を運びこむ前に行っておきたいのが「ゴキブリ対策」です。
北海道などの寒冷地ではゴキブリは出ることはほぼありませんが、本州・九州・四国・沖縄では、ゴキブリ対策は必須。
前に住んでいた住人がどんな生活をしていたかもわからないので、ゴキブリが潜んでいることもあるかもしれません。
引越し後、荷物を入れた状態でバルサンをする場合は、精密機械やテレビ、衣服・棚・観葉植物などがあると、ビニール袋や布で覆ってガードする必要があるので、荷物が全くない空き家状態のときにバルサンを炊く方が楽です。
引越し前であれば荷物が無い状態なので気兼ねなくバルサンを炊けるので、引越し先の物件が決まって新居のカギを受け取ったら引越し前・または前日に新居へ行き、バルサンを炊くのがおすすめです。
バルサンは引越しする前日夜に炊くのがおすすめ
ゴキブリは夜行性なので、夜暗い時間帯に炊くと効果が上がります。
バルサンには火を使うことなく、火災警報器に反応しないタイプのものがあるので、夜にバルサンを炊いて部屋を離れても安心。
おすすめは下記の2商品です。
ダスキンのゴキブリ駆除サービス
【画像出典】ダスキン公式サイト
掃除のプロに頼んでゴキブリが出ない環境にしたい!という場合は、「ダスキンのゴキブリ駆除サービス」を利用するのがおすすめ。
ダスキンのゴキブリ駆除サービスは、ゴキブリ駆除に関する知識が豊富なスタッフが、
- ゴキブリが出にくい環境づくり
- ゴキブリの通り道にベイト材を仕掛けてゴキブリ退治
- ゴキブリの幼虫・フン・卵などをHEPAフィルター装着の掃除機で除去
など、ゴキブリが発生しにくい環境づくりをしてくれるサービスです。
1度だけのコースではなく、年間6回に分けた作業&定期監視していく形で、
・1戸建ての場合は初回13,200円
6回合計1年 46,200円
・マンションタイプの部屋の場合は初回11,000円
6回合計1年 38,500円
です。
「ゴキブリが出るのは絶対嫌だ!」という人は(みんなそうですが…)、バルサンだけではなく、引越しする前にダスキンのゴキブリ駆除サービスで部屋をチェックして貰うのがおすすめです。
ゴキブリだけでなく、ムカデ・ヤスデ・ダンゴムシの3種類の害虫に対しても対策してくれます。
引越しに使う段ボールには注意しよう!
ゴキブリ問題を深刻に考える人は、引越しの際いくつかの心配をすると思います。
・引越し先の部屋に、すでにゴキブリがいる
・引越し業者のトラックの中で荷物の中にゴキブリが忍び込んだりするのでは?
・引っ越し荷物を新居に運び込むときに侵入したりしない?
など、引越しの際に侵入するゴキブリに対して敏感になることもあると思います。
ゴキブリ侵入のリスクを最小限に食い止めるために気を付けておきたいことをピックアップしておきます。
荷物を入れる段ボールは新品を使う
段ボールを重ねた隙間はゴキブリにとって入り込みやすく、住みやすい隙間だといわれています。
例えば、スーパーなどで廃棄された段ボールを貰って荷物を詰め込もうと考えるのはやめた方がいいです。
スーパーで廃棄された段ボールの隙間には、ゴキブリが卵を産み付けている可能性もあります。
気付けば家の中で成虫になっていた…なんてことが起きないように、荷物を入れる段ボールは、業者から無料で貰える新品のものや、ホームセンターで段ボールを買うようにしましょう。
ゴキブリリスクの可能性をゼロにするためには、段ボール代をケチらずに新品を使うのがおすすめ。
大手の引越し業者であれば、見積もりに来た際に荷物の量をチェックして貰えば、後日段ボールを持ってきてくれる会社が多いです。
その業者の段ボール自体が中古の物である会社もありますが、大手の場合はリサイクルで作られた新品の段ボールを届けてくれるので安心です。
搬入後、荷ほどきをすぐに終わらせて段ボールを廃棄する
引越し先に荷物を移動しても、なかなかすぐに片付かないという家庭もあると思います。
ですが、荷物は段ボールに入れたままにせず、すぐに収納場所に収めて使用した段ボールを廃棄するようにしましょう。
引越し業者のトラックは清潔に管理されているとおもいますが、トラック内にゴキブリが全くいないとも限りません。
搬入中・搬出中に荷物に紛れ込んだり、段ボールにくっついたまま部屋に侵入する可能性もゼロではありません。
侵入したゴキブリが、段ボールに住み着いたり、卵を産んだりなどリスクはたくさん考えられるので、外の空間に触れた段ボールはなるべく早く捨てるようにしましょう。
大手の業者は、段ボールを無料で引き取りに来てくれるのでゴミを捨てにいく手間も、ゴミの日を待つ手間もありません。
新しい物件だとしても物件のタイプによってゴキブリの出現率は高まる可能性も
古いマンション・アパートにはゴキブリが出ることが多い、というのは多く挙がっています。
実際、築年数が古い物件は、時間の経過とともに配管や浄化槽・外壁などに老朽化・汚れなどが強くなってきます。外壁のサビやヒビ割れが原因で気密性が低下。
雨漏りなどが発生すると、ゴキブリが好む湿度の高い環境ができます。
特に、木造の物件は雨が降る湿度が高くなり、ゴキブリが好む環境になります。
新築だとしても木造の物件は、いずれゴキブリが出てくる可能性もあるので、木造を避けるのがおすすめ。
絶対にゴキブリが出ない環境に住みたい場合におすすめなのは、
- 鉄筋鉄骨のマンションに住む
- なるべく7階以上のマンションに住む
- 1回に飲食店・コンビニなどがない物件にする
コンビニや飲食店は、年中温かい環境を保持していることや、ゴキブリが好む油物を使用しています。
温かさとエサが揃っている環境なので、ゴキブリにとって住みやすい環境です。
1回に飲食店やコンビニが無い物件を選ぶようにすると、このリスクが軽減できます。
また、現在は飲食店ではないけれど、数年後には飲食店が開店した。という事例もあるので、1階にテナントが入っていない物件を優先するのも良いと思います。
まとめ
住む場所を探す際、ゴキブリのリスクがない物件を探すことを最優先事項にしている方も多いと思います。
まずは、ゴキブリが出にくい物件を選ぶべきですが、リスクが少ないと思っていた物件であっても、引越しの際に入り込むことも考えられます。
あらゆる面でリスクを減らし、ゴキブリに悩まない生活を送れるように最善をつくしましょう!
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